薬剤師お悩み

【ママ薬剤師は必読!】パート勤務のメリット・デメリット

独身時代までは正社員薬剤師でバリバリ働いてこれたけど…。
結婚して子どもが生まれて、時間に追われる毎日。

ママミ
ママミ
新幹線のように時間だけが過ぎ去って、いつの間にかおばあちゃんになるのかな…。

正社員のままだと、自分の時間がどんどん無くなっちゃうかも。
あなたが本当にやりたいことが出来ない、つまらない人生になってしまうかも。

友人
友人
そんなのやだよー!!!

子どもと一緒の毎日は大変だけど、楽しい。
子どもたちと、パパと、もう少し一緒に過ごす時間を作りたいと思いませんか?

そんなママ薬剤師さんにパート勤務をご提案します!

ママミ
ママミ
この記事を読んでいただくと、今まで体験したことのないパート薬剤師という働き方がイメージしやすくなります。
友人
友人
パート薬剤師さんのメリット・デメリットや体験談をあわせて知ることで、パート薬剤師としての心づもりも出来るでしょう。

パート薬剤師に関する体験談~メリット・デメリットをざっくり~


まずは、パート薬剤師さんに関する体験談をご紹介します。

大学病院の門前薬局と、開業医の門前薬局

次の引用は、パート薬剤師の勤務先に関する質問の回答です。

大学病院の門前→内容はまぁ重いけど難しくはない。
難しいより面倒臭い。
薬剤師も事務もそこそこいるので分からなければ聞けば良い。
子供がいるなら熱や体調不良で休む事に理解のある薬局を選んだ方が良いかも。
薬剤師1人突発で休んでも問題なくまわせる位余裕のある所。
yahoo!知恵袋より引用

包み隠さず回答されていますね(笑)
注目すべきは、太字にした文章。

ママミ
ママミ
薬局によっては、子どもが理由で突発的に休むことに、理解がないところもある、と読み替えられます。

ママ薬剤師にとって、重要なチェックポイントではないでしょうか。

子どもの体調次第で休むことに理解がある薬局
突発で休んだ時のフォロー体制がある薬局

開業医の門前→開業医のクセがモロに出るのとパターン化している。
色々な領域を学びながら仕事したいなら厳しいかも。
大体ギリギリの人数なので突発で休むと後でゴチャゴチャ言われるかも。
人間関係をうまく構築出来れば良いかも。
yahoo!知恵袋より引用

開業医の門前薬局でも、突発で休んだ際に注意が必要という話があります。
大学病院の門前薬局と比べると規模が小さい分、人数が少ないので厳しい状況のようですね。

さらに気になるのは、“色々な領域を学びながら仕事したいなら厳しいかも。”の一文。
色々な領域を学ぶには、開業医の門前薬局は難しい環境だと予想できます。

裏を返せば、開業医さんの領域においては、薬の知識や症状を数多く知ることが出来ますね。

様々な領域を扱っている、大学病院の門前薬局
特定の領域に特化している、開業医の門前薬局

中小の薬局と大手チェーンの薬局のちがい

この質問者さんは、これまで中小の薬局勤務だったが、大手チェーンへの転職を考えている方。

年齢的に職場のちがいについていけるのか、気にされています。

薬剤師ですが、大手薬局では働いていません。
大手薬局で働く友人や知り合いから聞いた話です。

店舗によるのかもしれませんが、大手だとパートさんは時間きっちりに上がれたりするようです
社員で働いている友人からすれば、責任もあまりないし羨ましいと言っていました。

50代で大手で働き始めた方のお話では、覚えることが多く個人薬局で自由にしていたようで、作業も違うところが多々あり慣れなくてしんどいと言ってらっしゃいました。

あと少しのミスでも帳簿に残したりなどのルールもあったりするようで(薬局によると思います)、ルーズな個人店舗で働いている人からしたら、ルールが細かく決まっている大手店舗は窮屈なようでした。

私は実習で個人、大手(チェーン)でお世話になりましたが、大手は細かいルールがあり勉強にはなりましたが、働くと大変なのかなと思いました。
個人は働いている人が良かったしルーズだったので、処方箋枚数も少なく、調剤もラクでした
yahoo!知恵袋より引用

この回答は知りたい情報がさらにつまっていますね!

大手は正社員が仕事が多くなり、責任もついてまわります。
反対にパートは時間きっちりに退勤出来るようです。

友人
友人
時間が足りないママ薬剤師にとっては、かなりアツイ情報!

規模が小さい薬局では、個人の裁量で自由に出来る一方で、大手は人が多い分ルールが厳しく、手順をそろえておかないと人為的ミスの元に。
どちらの環境が心地よいのか…好みや性格次第だと思います。

パパ
パパ
薬局だけに関わらず、他業種もその傾向はありますよね。
中小規模
個人の裁量(自由)で仕事出来る。
必要最低限のルールでの薬局運営。
処方箋枚数が少ない。

大手チェーン
ルールに沿った仕事を求められる。
パートは定時退社が基本。

ここまで読むと、一見、のびのびとしていそうな中小規模の薬局。
しかし、雇い主が勤務時間の意識が低い時があり、対応に悩むパート薬剤師さんの声が。

例えば、タイムカードを切った後に「●●さん(患者)に薬届けてきて。」と頼まれることも。

友人
友人
ありえなくない?確信犯?

業務命令であれば当然、勤務にあたります。

届けるのに、車で行かないといけない場合、ガソリン代もかかります。
特に交通の便が悪い地方の場合、決して珍しい悩みではありません。

滅多に頼まれなければ見過ごせるかもしれません。
月に何回もあるようなら、雇い主ときちんと話し合う必要があります。

ママミ
ママミ
雇い主という立場を利用して、人の良心に付け込んでいる可能性も否めません。

パート薬剤師のメリット

体験談のほかに、メリットは次のように整理できます。

パート薬剤師のメリット

1.ワークライフバランスを取りやすい
2.夫の扶養内で働くことも出来る
3.日本人平均以上の所得を得られる

順番に詳しく見ていきましょう。

メリットその1.ワークライフバランスを取りやすい

そもそも、パートで働くとはどういうことでしょうか?
パートタイム労働法において、次のように定められています。

パートタイム労働者とは

1週間の所定労働時間が、同じ職場で雇用されている通常の労働者(正社員など)と比べて短い労働者

正社員と同等以上の勤務時間を課す場合は、パートタイム労働者の定義からは外れます。
パート薬剤師は正社員に比べると残業がほとんど無い、と言われる理由ですね。

ママ薬剤師はパートの定義をうまく利用して、自分と家族の時間を増やして働きましょう。


基本的には異動・転勤を命令されない

これもママ薬剤師にとって、大きな問題ですよね。

私の正社員時代の最初の着任地は、自宅からドアtoドアで60分の場所でした。
バス・電車を1回ずつ乗り換えれば良く、比較的体力的な負担も少なかったです。

5年後、異動を言われた勤務場所は、ドアtoドアで90分の場所でした。

バス1回・電車2回乗り換え、挙句、勤務先の最寄り駅から勤務先まで歩いて約10分。
最初のうちは真新しい土地ということもあり、特にストレスに思いませんでした。

しかし、繁忙期になるにつれ、負担が重たくなりました。

パパ
パパ
片道で30分増えるということは、往復で1時間も移動時間が増えたんだね。
ご苦労様…。

ちなみに子どもがいない時の話なので、現状に当てはめるとかなり辛いものがあります。
異動がないことは大事です。

ママミ
ママミ
このまま復帰するとか、ほんとむーりー! 

メリットその2.夫の扶養内で働くことも出来る

家庭内の話、すなわち『扶養』と深く関係します。

上手に働く時間を調整出来れば、家事と育児の時間を増やせる&一家の税負担を減らせるというわけです。
詳しくは、こちらの記事を読んでください。

メリットその3.日本人平均以上の所得を得られる

厚生労働省が公表している、『令和2年賃金構造基本統計調査』を見ていただくと一目瞭然です。

友人
友人
国が公表している、賃金に関するデータだね

今回は公表データから、短時間労働者の女性・薬剤師について、次のように整理しました。

ママミ
ママミ
短時間労働者には、パートの他に派遣も含まれます。


オレンジの網掛けをした欄をご覧ください。

全区分平均・女性の、1時間あたりの所定内給与額は1,700円前後
薬剤師・女性は2,300円前後と、平均を600円近く上回っています

どの企業規模においても、です

なお、全区分というのは、ありとあらゆる産業の職種を含んでいます。
事務職や他の医療従事者、土木関係、金融、学校・教育、小売業など。

1日あたり所定内労働時間数と比較してみても、薬剤師・女性は平均を大きく上回る印象は受けません。
このことから残業のせいで、給与が多いわけではないとわかります。

パート薬剤師のデメリット

体験談のほかに、デメリットは次のように整理できます。

パート薬剤師のデメリット

1.スキルアップの機会が少ない
2.福利厚生に制限がある
3.昇給を期待できない

順番に詳しく見ていきましょう。

デメリットその1.スキルアップの機会が少ない

厚生労働省の「平成29年度能力開発基本調査」事業所調査によれば、正社員以外に教育訓練を実施している企業は半数に満たないことがわかりました。
薬剤師も同様です。

パート薬剤師は勤務時間に融通がきくことがメリットということは、雇う側も承知しています。
時間外の研修や勉強会にパート薬剤師が参加しないケースが、相当数見込まれます。
研修が勤務扱いであれば給与が発生しますから、扶養を意識したパート薬剤師であれば尚更。

また、お金と時間をかけてパート薬剤師を教育しても、正社員に比べれば退職する率が高いのは、肌感覚でわかると思います。

以上のことから、パート薬剤師のスキルアップの機会は少ないのが現実です。

デメリットその2.福利厚生に制限がある

正社員薬剤師は受けられる福利厚生も、パート薬剤師では受けられないことがあります。
会社への責任の重さや貢献度のちがいから、差別化を図る意図もありますね。

制限がある福利厚生の例

1.家賃補助
2.家族手当
3.保養所の利用(もし利用出来ても、制限があるのが一般的)
4.退職金制度(あっても、正社員より少額)

なお社会保険について、少し整理します。
厚生労働省ホームページにまとまっている要件を満たすと、勤務先の社会保険に加入出来るようになりました。


厚生労働省ホームページより引用

人によっては、2か所を掛け持ちして働く方もいらっしゃるようです。

子どもの習い事の送り迎えをしやすい
人間関係が微妙だから分けたい

理由は人それぞれ。
掛け持ちする場合、それぞれの勤務先の加入要件には合致しないが、一個人では加入要件を満たすことが想定されます。

すなわち、ご自身で国民健康保険、国民年金に加入する必要があります!
詳しくは、社会保険事務所に問い合わせる、または、こちらの記事を読んでください。

デメリットその3.昇給を期待できない

正社員でもバブル期に比べると、昇給のチャンスは減っているように感じます。
責任を負わずにすむパート薬剤師の場合、昇給は望まない方がストレスを感じずに済みそうです。

新しく入社したパート薬剤師、育休から復帰したママ薬剤師(パート)、10年選手のパート薬剤師が同じ時給だった、ということもあるようです。
逆手にとって、『時間で割り切った働き方が出来る!』と思えたもん勝ちですね。

パパ
パパ
某医療ドラマのD門美智子先生のごとく。

まとめ


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
正社員時代は、会社が世の中のニーズに応えるために、業務を改善することが求められました。
得られることも多いけれど、残業する日々…。

私自身感じたことは、パート薬剤師は、家庭は家庭、仕事は仕事、と割り切った働き方も出来るということです。

パートとして勤務を続けて、子育てがひと段落したら、勤務時間を増やすことだって可能♪
働きぶりが評価されれば、プライベートを考慮してもらいつつ、正社員に登用されることも

ママミ
ママミ
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ママ薬剤師として、より豊かな人生を送れるよう、一緒に頑張りましょう!